京都の街中から車でぐんぐん北へ、大原を越えて、たどりついたのは雪国! 比良山荘ではじめて月鍋、ツキノワグマの鍋をいただきました。 室温で溶けていきそうなほど上質な脂、 おだしにくぐらせて、芹、葱と、地野菜を1種類ずついっしょに。 くさみもくどさもまったくない、きれいな味。 はじめてのことに至極感動しました。 前菜から素晴らしくてちびちと愛おしんでいただきました。 鯉と岩魚のお造り、鰻と海老芋の蒸し物……ああ、思い出すだけでうっとり。 〆のうどん、雑炊も、なにもかもおいしかった。 雪景色にも心奪われた、贅沢な小旅行。 ぜひとも次は、夏の鮎。 #
by kyotodays
| 2017-02-18 18:33
| おいしいはなし
伏見稲荷大社は稲荷山にいろんなお社があります。 子どものとき、よく家族で登りました。 山の緑と清らかな水、 歩いているとだんだん心が澄んでいきます。 途中、茶屋のゆでたまごで休憩。 湧き水をいただいたら全身がしゃん!としました。 初午の日は寒かったけれど そのぶん空気も澄んでいて 四ツ辻からの眺めもくっきり。 本殿のお参りだけじゃなく お山めぐりもぜひどうぞ。 #
by kyotodays
| 2017-02-14 23:39
| 京都あるき
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by kyotodays
| 2017-02-12 23:07
| 京都ごよみ
長田佳子さんのアフタヌーンティーの会、 大阪・中津のSajiにて。 サンドイッチとスープは冷水希三子ちゃん。 しつらいも素晴らしく ときめく時間でした。 三段プレートにはナッツのソルトスコーン、モカバターケーキ、メレンゲ。 文旦のアイスクリームは、白ワインビネガーで爽やかにした金柑を添えて。 パイナップルソースのババロア、ガトーバスク、仏手柑とフェンネルのケーキ。 長田さんはハーブやスパイスの使い方が絶妙、 そしてなによりきめ細かな生地がおしくて 愛おしんでいただきました。 スコーンはこれまで食べた中でも珠玉、 添えられたクロテットクリームがキケンなおいしさでした。 冷水希三子ちゃんが試作を重ねたサンドイッチは シンプルな胡瓜と玉子、 それがとびきりおいしく、サンドイッチの伸びしろを感じたのでした。 胡瓜は塩もみをして、マスタードとバター、アボガド。 白菜のスープはすりながしのように甘くて滋味深かった。 ハーブはブーケのように束ねておき、 ハーブティーをそそぎいれるという趣向、 香りがいきいきと力強く広がります。 すべてがうつくしく、おいしく、 そのセンスに惚れ惚れと。 スマホと固定電話を駆使して 一日舎の料理番momoさんが予約してくれたおかげ。 終われば夜空に満月、よい一日。 #
by kyotodays
| 2017-02-12 00:02
| おいしいはなし
茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術京都国立近代美術館にて、
明日2月12日まで。 すべりこみで行ってきました。 初代長次郎 と 本阿弥光悦の茶碗を見られて本当によかった。 お茶に親しんでいなくとも日本に暮らしていれば きっと共感できるのではないかと思う、うつくしさがありました。 それを知れただけでもうれしい。
長次郎の茶碗は、 利休自身がつくったのではないかと思うほどの魂を感じ、 茶室へ引き込まれるようでした。利休の思いを汲み、 なにもないところからこのうつくしさをつくりだしたのかと思うと、 身震いするほど感動する。 光悦の茶碗、それは職人のものでなく、まさに芸術でした。 見る人それぞれが心の中の情景を思いおこす、物語を思う、 そんな自由なうつくしさを感じました。
心のメモとして。 東京にも巡回します、お茶やったことないからと線引きせず、ぜひ。 そしてまた、少しお茶を経験したことで見える世界が広がってもいるので、 やはり日本のうつくしいものにふれる時間をもつことは大事なことだと思います。 人生が豊かになる。日本が誇らしくなる。しあわせな実感。 #
by kyotodays
| 2017-02-11 10:58
| 京都あるき
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